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ドラムヘッド 打楽器における振動膜(メンブレン)

ドラムヘッド、すなわち打楽器における振動膜(メンブレン)は、音楽音響学および応用物理学の観点において、極めて複雑で非線形な過渡応答を示す音響発生源である。円形に張設された膜の振動は、弦楽器のような一次元的な調和振動とは根本的に異なり、二次元平面上における波動方程式によって記述される。理想的な円形膜の振動モードはベッセル関数によって導出され、その倍音構造は基音に対して整数倍の周波数を持たない「非調和倍音(インハーモニシティ)」を形成する。この非調和性こそが、膜鳴楽器特有の打撃音(アタックノイズ)や、音高が曖昧で重厚な響きを生み出す物理的基盤である。 ドラムヘッド上に生じる振動は、同心円状の節線を持つモード(中心が最も大きく振動し、縁に向かって減衰する)と、直径状の節線を持つモード(膜の片側が沈むとき、反対側が隆起する)の複雑な合成として現れる。例えば、膜の中心を直線的に打撃した場合、膜全体が同位相で上下する基本モード(0,1モード)が強く励起される。しかし、このモードは周囲の空気を大量に押し出すため、空気の抵抗(放射インピーダンス)を強く受け、極めて短時間で減衰する。同時に、音響エネルギーの多くが耳障りな低周波の衝撃音として消費されるため、音楽的な音高感は著しく乏しくなる。打楽器奏者が、楽曲の要求する音色に応じて打撃点(ビーティング・スポット)を膜の中心から縁(エッジ)にかけてミリ単位で移動させるのは、この複雑なモード振動の励起比率をリアルタイムに操作し、空間に放射される倍音スペクトルを制御するためである。

ティンパニにおける共鳴胴との結合と擬似調和倍音の生成

クラシック音楽において唯一、明確な音高を持つ膜鳴楽器として管弦楽の根底を支えるティンパニのドラムヘッドは、特殊な音響物理的挙動を示す。ティンパニは単なる枠に張られた膜ではなく、半球状の密閉された共鳴胴(ケトル)の開口部にドラムヘッドが張設されている。この構造において、密閉された内部の空気容量は一種の空気バネとして働き、膜の特定の振動モードに対して強い制動(ダンピング)を与える。特に、膜全体が上下する基本モード(0,1モード)は、内部の空気を圧縮・膨張させるため強烈な抵抗を受け、その周波数が大きく押し上げられると同時に急速に減衰する。 その結果として、直径状の節線を持つ非対称な振動モード(1,1モード、2,1モード、3,1モードなど)が音響の主体として生き残る。驚くべきことに、空力学的な負荷と膜の張力が精緻に均衡した状態において、これらの残存モードは基音に対しておよそ「1.5倍、1.98倍、2.44倍」という周波数比を形成し、人間の聴覚にはこれが「完全5度、オクターブ、長10度」といった調和倍音系列に極めて近い擬似的な調和関係として知覚される。ティンパニのドラムヘッドが明確なピッチを空間に立ち上げるのは、この膜振動と空洞共鳴(ヘルムホルツ共鳴)の高度な物理的結合によるものである。奏者が「クリアリング」と呼ばれる作業を通じ、すべてのチューニングボルト(テンションラグ)付近の張力を均一に揃えるのは、この擬似調和倍音のスペクトルを濁りなく整列させるための極めて繊細な音響調整作業である。

西洋管弦楽史における膜素材の進化と音色規定

西洋音楽史において、ドラムヘッドの素材は数世紀にわたり動物の皮革(おもに仔牛の皮、カーフスキン、あるいは山羊皮)が独占的に用いられてきた。動物皮はコラーゲン繊維が複雑に絡み合った不均質な有機構造を持っており、これが打撃時の過渡的な高次倍音を適度に吸収・減衰させる。その結果、オーケストラの弦楽器や木管楽器と極めてよく馴染む、暖かく丸みを帯びた暗めの音色(ダーク・トーン)を生み出す。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンやエクトル・ベルリオーズ、グスタフ・マーラー、リヒャルト・シュトラウスといった大作曲家たちがスコアに書き込んだティンパニや大太鼓(グランカッサ)の重厚な一撃は、すべてこの動物皮のドラムヘッドが持つ物理的特性を前提として構築されている。現在でも世界の最高峰のオーケストラにおいては、皮のなめし方や背骨のラインの配置にまでこだわった最高級のカーフスキンが、その代替不可能な音響的深みゆえに重用されている。 しかし、動物皮は湿度や温度の変化に対して極めて敏感であり、演奏会場の空調や奏者の熱気によって刻一刻と張力が変動し、音程が狂うという宿命的な弱点を抱えていた。この物理的制約を根本から覆したのが、1950年代に登場した高分子ポリマー(PETフィルム/マイラー)による合成樹脂製ドラムヘッドである。

高分子ポリマーへの転換がもたらした音響的変革と現代的アーティキュレーション

デュポン社によって開発されたポリエステルフィルムを用いたプラスチック・ドラムヘッドの登場は、打楽器の歴史における最大の技術的転換点である。湿度変化に全く影響を受けないこの均質な化学素材は、演奏における調律の安定性を飛躍的に高めただけでなく、ドラムヘッドの「音色」そのものの概念を刷新した。プラスチックヘッドは動物皮に比べて内部損失(素材自身が振動を吸収する性質)が小さく、極めて高い周波数帯域の倍音まで鋭く空間に放射する。このため、アタックの瞬間の輪郭が鮮明に際立ち、大音量のオーケストラ・トゥッティの中にあっても、打楽器のリズム的骨格が極めてクリアに貫通するようになった。 イーゴリ・ストラヴィンスキーの『春の祭典』や、ベーラ・バルトークの『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』など、20世紀前半の近代音楽において要求された鋭角的で野性的なリズムの打撃は、プラスチックヘッドの普及によってより先鋭的で容赦のない音響として具現化されることとなった。現代の打楽器奏者は、楽曲の様式感や要求されるテクスチュアに応じて、カーフスキンの持つ「面」で響く包容力と、プラスチックヘッドの持つ「点」で突き刺さる明晰さを意図的に使い分けている。さらにプラスチックヘッドの表面に微細な凹凸を施したコーテッド・ヘッド(Coated Head)の開発により、ジャズや現代音楽において要求されるワイヤーブラシの摩擦音(スイープ音)の表現力も飛躍的に拡張された。

スネアドラムにおける打面と共鳴面の相互作用と過渡応答

小太鼓(スネアドラム)におけるドラムヘッドの運用は、上部の打面用ヘッド(バターヘッド)と下部の響き線用ヘッド(スネアサイドヘッド)という、物理的特性の全く異なる二枚の膜による音響的結合関係として理解する必要がある。打面側には打撃の衝撃に耐えうる厚み(通常10ミル前後、1ミルは1000分の1インチ)が求められる一方、下部のスネアサイドには極めて薄いフィルム(通常2〜3ミル)が張設される。 奏者が打面をスティックで打撃した瞬間、その強烈な空気の疎密波は円筒状のシェル(胴)の内部を光速に近い速度で伝播し、極薄のスネアサイド・ヘッドを瞬時に励起する。この下部膜の振動が、密着して張られた金属製の響き線(スネアワイヤー)を激しく弾き、スネアドラム特有の「タッ」という鋭利なバズ音(ホワイトノイズ成分)を生成する。この一連の過渡応答(トランジェント)は数ミリ秒の世界で完結するが、上下のヘッドのチューニング(張力バランス)が適切に設定されていない場合、音波の位相干渉によって音が詰まったり、スネアワイヤーの反応が遅れたりする致命的な音響障害を引き起こす。現代の管弦楽法や吹奏楽法において、スネアドラムの極めて精緻なピアニッシモのロールから、銃撃のようなフォルテッシモのリムショットに至るまでの広大なダイナミクスレンジは、この二枚のドラムヘッド間の完璧な空気力学的結合によって担保されているのである。

近現代音楽におけるドラムヘッドの拡張的運用と特殊奏法

20世紀後半以降の現代音楽(アヴァンギャルド)において、ドラムヘッドは単なる「リズムを刻むための打撃面」という古典的な役割から解放され、複雑な音響を持続的に発生させる「共鳴体」および「摩擦面」として再定義された。作曲家たちは、従来の打楽器奏法では禁じ手とされてきた物理的アプローチを次々とスコアに指定し、ドラムヘッドの未知の音響ポテンシャルを開拓した。 ヘルムート・ラッヘンマンやジョン・ケージ、マウリシオ・カーゲルといった前衛作曲家の作品において、ドラムヘッドは擦過音や持続音を生み出すキャンバスとなる。例えば、スーパーボール(高い摩擦係数を持つゴム球)を先端に取り付けたマレットをドラムヘッドに強く押し付けながら引きずる「フリクション・ロール(スーパーボール・ロール)」の技法は、弦楽器の運弓(スティック・スリップ現象)と全く同じ物理原理によって、膜の持続的な自励振動を引き起こす。この奏法によって、バスドラムやティンパニのドラムヘッドからは、鯨の鳴き声や電子音のシンセサイザー・パッドを彷彿とさせる、不気味で重厚な低周波のうねりが途切れることなく放射される。 また、ドラムヘッド上に異物を配置して振動モードを強制的に変調させる「プリペアド・ティンパニ(あるいはプリペアド・ドラム)」の手法も極めて重要である。ドラムの打面上にシンバルやアンティーク・シンバル(クロテイル)、小豆を入れたボウル、あるいは硬貨などを置いた状態で膜を打撃すると、膜の振動エネルギーがこれらの物体に伝播し、激しい金属的な衝突音(シズル効果)や複雑な非調和ノイズの持続を生み出す。カールハインツ・シュトックハウゼンの『ツィクルス』やイアニス・クセナキスの『プサッファ』、『ルボン』といった打楽器ソロの金字塔において、奏者は大小様々なドラムヘッドの張力を極限まで高め(あるいは緩め)、指定された様々な材質のバチを用いて、膜が持つ共鳴とノイズの境界線を縫うような極限の身体的パフォーマンスを要求される。

他楽器との交感:共鳴膜としての受動的振る舞い

現代音楽の音響空間において、ドラムヘッドは打撃されずとも機能する。コンサートホールにおいて、ピアノの重低音や金管楽器の強烈な咆哮が鳴り響いた際、特定の周波数にチューニングされたスネアドラムやティンパニのヘッドが空間の空気振動を拾い、勝手に共鳴してノイズを発する「交友共鳴(シンパセティック・レゾナンス)」の現象がある。古典的なオーケストラの実践においては、これは演奏の純度を下げる「雑音」として忌避され、休符中の打楽器奏者はフェルトや手を用いてヘッドを必死にミュート(消音)することが常識であった。 しかし現代の作曲家たちは、このドラムヘッドの受動的な共鳴現象そのものを楽曲のオーケストレーションに組み込んでいる。特定の音圧に対してスネアドラムの響き線が一斉に「ジー」と鳴り響く現象を、一種の自然なアコースティック・リバーブ(残響付加)として捉え、ドラムヘッドを空間の音響エネルギーを増幅・変色させるための「音響反射板」あるいは「アコースティック・フィルター」として意図的に配置する手法が確立されている。

電子音響音楽との融合と現代的音響空間における展開

現代のライブ・エレクトロニクスや電子音響音楽(エレクトロアコースティック・ミュージック)の領域において、ドラムヘッドと電子デバイスの融合は極めて高度な次元に達している。ピエゾ素子などのコンタクト・マイクをドラムヘッドの表面(あるいは裏面)に直接貼付し、膜の微細な振動を電気信号に変換する手法は、今や現代打楽器作品における標準的なプラットフォームである。これにより、指先でヘッドを微かに擦る音や、息を吹きかけることで生じる極小の膜振動が、巨大なコンサートホールのスピーカーアレイから轟音として放射される。 さらに先鋭的なアプローチとして、ドラムヘッドを「音を出すもの」ではなく「音を再生するもの(スピーカーのコーン紙)」として扱う技術が存在する。オーディオ・トランスデューサー(振動スピーカー)をドラムヘッドに密着させ、コンピュータから生成された電子音響の信号を直接ドラムヘッドに流し込む。すると、プラスチックやカーフスキンの膜そのものがスピーカーの振動板として駆動し、電子音がアコースティックなドラム胴の共鳴特性を帯びて空間に放射される。この状態で奏者がさらに上からスティックで打撃を加えたり、ミュートを施したりすることで、デジタルな電子音とフィジカルな生楽器の振動が単一の膜上で完全に融合・干渉し、全く新しいハイブリッドな音響空間が構築される。 ドラムヘッドは、単なる打楽器の部品という枠組みを遥かに超えている。それは奏者の運動エネルギーを受け止めるセンサーであり、音波を放射する複雑な非線形振動板であり、空間の音響を反射する鏡であり、そして電子音響と身体的パフォーマンスが交錯する現代音楽の最前線のインターフェースとして、今なおその音響的探求の深淵を広げ続けているのである。

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音楽用ケーブルの素材と特徴

音楽用ケーブルの素材と特徴。素線一本一本を個別に絶縁したリッツ線など。絶縁素材としては、テフロンが知られている。
線材を混合して使用する試みが一般化。各々の特徴を組み合わせることにより音調を安定させることができる。酸化防止のため、銅線を基材とし、スズや銀などでコーティングした線材も多い。
ケーブル素材と特徴

音楽用ケーブルにおける線材の組み合わせ


音楽用ケーブルの線材を考える場合、単純に「銅線なら銅線」「銀線なら銀線」と一種類の導体だけで構成するとは限りません。複数の線材を組み合わせ、それぞれの特性を活かそうとする設計も広く行われています。

例えば、銅は比較的扱いやすく、導電性とコストのバランスに優れた素材です。一方、銀は銅よりも電気抵抗率が低く、高い導電性を持っています。そのため、銅を主体としながら銀を組み合わせることで、異なる導体特性を一つのケーブルに持たせる設計が考えられます。

ただし、線材の素材だけでケーブルの音が決定するわけではありません。導体の太さ、素線の本数、撚り方、絶縁材、シールド構造、ケーブル全体の容量やインダクタンス、接続端子など、多くの要素が複合的に関係します。

そのため、高価な素材を使用すれば必ず音が良くなるという単純な話ではありません。むしろ、各要素をどのように組み合わせるかという設計思想そのものが、音楽用ケーブルでは重要になります。

異なる導体を組み合わせる意味


複数の線材を混合する目的の一つは、それぞれの素材が持つ特性の偏りを補うことです。

一本の線材だけで理想的な特性をすべて実現することは容易ではありません。そこで、性質の異なる導体を組み合わせることで、電気的な特性や機械的な特性のバランスを調整します。

また、同じ銅を使用する場合でも、純度や製造方法、結晶構造、線径などによって性質が異なります。無酸素銅、単結晶系の銅、錫メッキ銅、銀メッキ銅など、さまざまな線材が存在するのはそのためです。

音楽用ケーブルでは、このような線材を単純に「良い・悪い」で判断するのではなく、最終的なケーブルとしてどのような特性を狙うのかという観点から選択する必要があります。

銅線とメッキ線材


銅線の表面を別の金属で覆うメッキ処理も、音楽用ケーブルではよく見られる構造です。代表的なのが錫メッキ銅線や銀メッキ銅線です。

銅は優れた導体である一方、表面が環境の影響を受けるため、長期間使用するケーブルでは導体の保護が重要になります。そこで、銅線の表面を錫などで覆い、腐食や酸化の影響を抑える構造が採用されます。

銀メッキ銅線の場合は、銅を基材としながら表面に銀を形成します。銅の扱いやすさと銀の導電性を組み合わせられることが特徴です。

もっとも、ここでも「銀メッキだから必ず明るい音になる」といった単純な説明には注意が必要です。実際のケーブルの電気特性は、導体だけではなく、絶縁材や構造によっても変化するからです。

メッキは音質だけのためではない


メッキ処理を音質のためだけの技術と考えるのも適切ではありません。ケーブルを長期間安定して使用するための耐食性や接続信頼性も重要な目的です。

特に音楽機材では、ステージ上で頻繁に抜き差しされるケーブルや、レコーディング設備のように長期間設置されるケーブルなど、使用環境が大きく異なります。

したがって、線材の選択では音の傾向だけではなく、耐久性、柔軟性、半田付けのしやすさ、端子との相性なども考慮する必要があります。

絶縁材がケーブルに与える影響


導体の周囲を覆う絶縁材も、音楽用ケーブルを理解するうえで重要な要素です。

絶縁材には、PVC、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂など、さまざまな素材があります。ユーザーが挙げたテフロンも代表的な絶縁材料の一つとして知られています。

テフロンという名称は一般にはフッ素樹脂を指すブランド名として知られており、電気的な絶縁性能や耐熱性、耐薬品性などに優れています。音響用ケーブルにおいても、導体を安定して絶縁するための材料として利用されることがあります。

絶縁材が重要なのは、単に導体同士が接触しないようにするためだけではありません。導体と絶縁体によって形成される構造は、ケーブルの静電容量などの電気的特性にも関係します。

そのため、同じ導体を使っていても、絶縁材や導体との距離、被覆の構造が異なれば、ケーブル全体の特性は変化します。

リッツ線と高周波領域への配慮


素線一本一本を個別に絶縁したリッツ線も、特殊な導体構造として知られています。

通常の撚り線では、複数の素線が互いに接触しています。それに対してリッツ線では、細い素線それぞれを絶縁したうえで撚り合わせます。この構造によって、特に交流信号における電流分布や表皮効果などを考慮した設計が可能になります。

リッツ線は高周波用途などで利用されてきた技術であり、音楽用ケーブルについても、その構造的な特徴を応用した製品があります。

ただし、可聴帯域の音楽信号についてリッツ構造がどの程度の聴感上の差を生むかについては、ケーブルの構造や条件を切り分けて考える必要があります。技術的な特徴と、人間が実際に音として感じる差は必ずしも同じではありません。

ケーブルの音を決めるのは素材だけではない


音楽用ケーブルについて語るとき、つい「銅か銀か」「テフロンかPVCか」といった素材の話に集中してしまいます。しかし、実際には素材以外の設計要素も非常に重要です。

例えば導体の断面積が変われば直流抵抗が変化します。素線の構成や撚り方が変われば、ケーブルの柔軟性や機械的特性も変化します。導体とシールドの配置によって静電容量などの特性も変わります。

さらに、シールド構造は外部からの電磁的なノイズを抑えるうえで重要です。楽器用ケーブルでは、微弱な信号を扱うことも多いため、線材そのものだけでなく、外部ノイズへの対策まで含めてケーブルを評価する必要があります。

音楽用ケーブルは総合的な設計で考える


音楽用ケーブルは、単なる「電気を通す線」ではありません。導体、素線、撚り構造、絶縁材、シールド、外装、端子など、多数の要素が組み合わされた工業製品です。

銅を基材にして錫や銀で表面処理を行う方法、異なる線材を組み合わせる方法、素線一本一本を絶縁したリッツ線を用いる方法など、さまざまな設計思想があります。

重要なのは、特定の素材だけを取り上げて音質を断定しないことです。ケーブルの特性は複数の要因によって形成されるため、「どの素材を使ったか」だけではなく、「どのような構造で組み上げられているか」を見る必要があります。

そして、最終的に音楽用ケーブルを選ぶ際には、素材のスペックだけでなく、使用する楽器や機材、ケーブルの長さ、接続環境、ノイズ環境、取り回し、耐久性なども含めて考えることが重要です。

ケーブルの世界が奥深いのは、こうした一つ一つの要素が独立して存在するのではなく、導体と絶縁材、構造と電気特性、耐久性と取り回しといった複数の条件が相互に関係しているからです。音楽用ケーブルを理解するためには、素材の違いを見るだけではなく、それらが一つのシステムとしてどのように設計されているのかを見ることが大切なのです。

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環境音楽(environmental music)

環境音楽(environmental music)とは、聴き手の回りの環境の一部となる事を基調として作られた音楽。環境音楽

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トレモロユニット

トレモロユニットとは、エレクトリック・ギターやエレクトリック・ベース)のブリッジ部に付属させる機構。ユニットに取り付けられれたトレモロ・アームを操作する事で全ての弦のピッチを同時に上下させることができるものもある。

トレモロ・ユニット

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センツァ テンポ

センツァ テンポ
速度を定めずに自由な拍子で。
センツァ・テンポ

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無限旋律【音楽】

無限旋律は、明確な段落や終止感を持たずに発展し続ける旋律

無限旋律

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ハウスミュージックとは

ハウスミュージックとは1980年代半ば、シカゴのゲイ・ディスコで生まれたダンス音楽で、70年代のディスコから発展してきた音楽。機械的な4/4拍子の変化の少ないビートにラテンやジャズ、ラップなどの音楽の要素が織り込まれて作られている。
ハウス・ミュージック

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テールピース(tailpiece)

テールピース(tailpiece)とは、エレクトリック・ギターで、弦のエンドを止める部分。

テールピース

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V6(岡田氏)とザ・ブルーハーツ

V6の岡田氏系のキレイ顔の同級生が文化祭で何か演奏するということを耳にしました。「観ない方がいい」と自我が判断したのでしょうか、僕は観に行きませんでした。

そこで他の同級生にどんな具合だったのか聞いてみると、「おい、ブルーハーツやってたぞ」という衝撃の事実を報告されました。それだけでサブイボが出ました。

てっきりV6の「WAになっておどろう」でも歌ってくれたのかと思えば、ザ・ブルーハーツだと言うのです。ショックだったと思います。僕だけではありません。全校生徒すべてが衝撃を受けたことだと思います。V6顔が甲本ヒロト氏に扮するのですから。

V6(岡田)とザ・ブルーハーツ

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SYNCHRONIZED ROCKERS (TRIBUTE TO THE PILLOWS)

SYNCHRONIZED ROCKERS (TRIBUTE TO THE PILLOWS)

このアルバムとの出会いは、バンド仲間から教えてもらったのがきっかけでした。

考えてみればもう10年も前に出された作品になります。

  • RUNNERS HIGH
  • Funny Bunny
  • 巴里の女性マリー
  • Vain dog(in rain drop)
  • この世の果てまで
  • カーニバル
  • LITTLE BUSTERS
  • Our love and peace
  • ハイブリッド レインボウ
  • ストレンジ カメレオン
  • Sad Sad Kiddie

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耳コピ

音楽をやろうという時に、耳コピができない人がいますが、僕はそれが信じられません。何十本も楽器があるような曲なら、スコアを見ずに耳コピすることは時間の無駄のような気がしますが、巷にあるような曲で、なぜできないのかわかりません。

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テクノポップ・トランス(Trance)

テクノとは、シンセサイザーやドラムマシン、リズムマシン、ターンテーブルなどで構成される電子音楽の一ジャンルである。

現在、特にダンスミュージックにおいて言われている「テクノ」の発祥は意外に遅く、1980年代後半にアメリカのデトロイトで発祥した「デトロイト・テクノ」がルーツである。

デトロイトに多く居た黒人DJ達を中心に、近隣のシカゴで発生した「シカゴハウス」「アシッド・ハウス」に対抗する形で始まったのがデトロイト・テクノである。デリック・メイ、ジェフ・ミルズ、アンダーグラウンド・レジスタンスなどが活躍し、以降世界的に「テクノ」が広まった。

この流れがイギリスに流入し、「セカンド・サマー・オブ・ラブ」というドラッグとレイヴが結びついた大ブームが起き定着。ドイツでも1990年の東西ドイツ統一以降にベルリンで始まった「ラブ・パレード」という路上行進を行う世界最大のテクノイベントが始まりテクノが市民権を得るようになった。

日本では電気グルーヴやケン・イシイなど、メジャーレーベルではソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)系所属のテクノミュージシャンが多かったこともあり、1990年代中頃にSMEから当時の海外の有力レーベル「R&S」「WARP」「RISING HIGH」などの音源が一挙にCD化されたり(通称「ソニーテクノ」)、世界初のテクノ情報誌「ele-king」が創刊されたり(現在は休刊)と、徐々に根付いていった。少し遅れて1999年に石野卓球が中心となって大規模室内レイヴイベント「WIRE」もスタートしている。

一言にテクノといっても様々なジャンルがあり、説明は困難である。大まかなジャンルの衰勢はこちらを参考にして欲しい。

ミニマルテクノとは一言でいえば「最小限の音数で、最小限の展開(変化)で構成されるテクノ・ミュージック」の事です。といってもジャンル分けに決まった法則があるわけでもなく、みんなそれぞれの曖昧な認識の元でカテゴライズされています。

事の発端とされているのは、1993年代初頭にデトロイト・テクノのアーティストである『Robert Hood:ロバート・フッド』と『Jeff Mills:ジェフ・ミルズ』の2人が立ち上げたハードテクノ寄りのミニマルなレーベル<Axis>と、それと同年にデトロイト・テクノのアーティスト『Daniel Bell:ダニエル・ベル』が設立したストイックなレーベル<Accelerate>だとされています。

そのミニマルテクノが産まれた当初はBPMが早く(130以上とか普通)ハードなミニマルが一般的だったわけですが(現ハードミニマル)、『Richie Hawtin:リッチー・ホウティン』の先進的なMix「DE9」シリーズの登場に加えて、ドイツの『Basic Channel:ベーシック・チャンネル』によるダブとミニマル・テクノの間の子であるミニマルダブの流行に、あと南米ディープシーンの牽引した『Ricardo Villalobos:リカルド・ビラロボス』らのクリック・ハウスや、ミクロ・ハウス(現在は消滅?しているジャンル)などのアーティストがミニマル業への転向した事がキッカケとなって、ハードじゃなくて、もっと地の底からグイグイくるようなディープなミニマル・テクノがハード・ミニマルの人気を追い抜きました。

テクノポップとは、シンセサイザー、リズムマシンなど電子楽器の音色を意図的に多用し、同じフレーズを反復する、独特の質感を持ったポップスを指す和製英語である。


海外ではエレクトロポップ(エレポップ)、シンセポップと呼ばれる。坂本龍一が「テクノポップ」という言葉を多用し日本でこの単語が定着したという説など、語源には諸説ある。

テクノポップの源流として、ドイツ出身のkraftwerk、アメリカ出身のDEVOなどが挙げられる。両者ともロボットのようなカクカクとした動き、ケイレンを起こしたような動きとともにテクノポップを演奏したのが世界中に注目され、その後日本でもイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が登場する。

YMOは「RYDEEN」などをヒットさせ、1980年代初頭にはブームが訪れる。P-MODEL、ヒカシュー、プラスティックス、ジューシィ・フルーツなども登場し活況を呈した。「みんなのうた」では「コンピューターおばあちゃん」が流れ、アイドル歌謡もテクノポップ臭の強い曲が数多く発表された。(これら「テクノポップ+歌謡曲」の楽曲は「テクノ歌謡」としても称される)

その後、流行の変遷(第2次バンドブームの到来やTM NETWORK、デビュー当時のB'zなどの「ロックっぽい電子音楽」の台頭)により「テクノポップ」は忘れられかけたが、中田ヤスタカを始めテクノポップ時代の音を取り入れリバイバルする動きにより近年再び再評価されている。Perfumeもその流行に乗り活躍中。

ニコニコ動画的には、VOCALOIDの持つ「生声とは違うぎこちなさ」がむしろテクノポップのピコピコ音に合うことが発見され、数多くの使用曲が掲載されている。

80年代テクノポップと現在のテクノポップの相違点
代表的な点を挙げると以下の通り。

80年代に「テクノポップ」と称されたものの中には、ニューウェイヴ的な楽曲も多く含まれる。これは、ニューウェイヴそのものが「それまでのロック・ポップスから逸脱した新潮流」的な意味合いを持ち、テクノポップもその一部であったために混同されたものである。また、現在のようにジャンルが細分化されていなかったことも大きい。
現在のテクノポップは、かつての「テクノ歌謡」的な楽曲も一緒にされることも多い。歌謡曲というジャンルが90年代初頭に「J-POP」にその役割を奪われて細分化し、再評価された際に広義での「テクノポップ」(この場合テクノ歌謡も含まれる)として定義されたのが要因と思われる。テクノポップと評価されるPerfumeも、実は80年代の定義で言えばテクノ歌謡の方が近い。
さらにPerfume含め近年テクノポップとしてリリースされた音楽の大半は「フューチャーポップ(ハウスやテクノにボーカルを乗せたもの。HEAVENLY STAR/元気ロケッツ、YUMEGIWA LASTBOY/SUPERCARなどが有名)」の影響が強く、80年代に作られたテクノポップとは違う音構成や雰囲気を持つ。

シンセサイザーの起源は、1919年にロシアで開発されたテルミンまで遡ることが出来る。

楽器として使えるシンセサイザーを開発したのは、アメリカのロバート・モーグ博士である。博士の開発した「モーグ・シンセサイザー」は世界中のアーティストに愛されている。

日本においては冨田勲が初めてシンセサイザーを使用して楽曲を作り、またYMOが楽曲の制作・演奏にシンセサイザーを活用し、「テクノポップ」を広めたことが知られており、それ以降、シンセサイザーは技術の進歩によって、より安価で高性能になり、急速に普及していった。

また、アーティストと楽器メーカーが共同開発したシンセサイザーもある。例としてYAMAHAとのコラボレーションでTMN(小室哲哉)・浅倉大介がシンセサイザーを開発し、市販された経緯もある。

現在の音楽シーンにとって、もはやシンセサイザーはなくてはならない機材と言えよう。

国内メーカーではローランド、コルグ、ヤマハが世界的に有名。かつてはカシオ、カワイも生産していたが、カシオは廉価キーボードのカシオトーン以外は撤退、カワイはK5000シリーズを最後に撤退している。

トランス(Trance)


トランス(Trance)は、ハウスから派生した音楽の一種である。130から150くらいまでのBPM(テンポ)のリズムに加え、うねるような旋律を奏でるのが特徴。そのリズムやメロディは、さも脳内の感覚が幻覚や催眠を催す「トランス状態」に誘うかの様な様式からトランスと呼ばれている。

スピーカー

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